RainyChannel 連動 文章読本紹介 その3

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 スタエフ連動企画「文章読本紹介、の紹介」の第三回。当該スタエフはこちら。

 冒頭ではこの前の「その2」の最後に紹介した本を紹介しました。再掲になりますがこれもどうぞ。

 冒頭は前回の補足で「ざっと紹介するにとどめておきます」なんて言ってますが、けっこう長くしゃべっていますね。この本は村上春樹さんはもちろんのこと、川上未映子さんをお好きな方にもお勧めです。どちらかというと川上さんの背景を知る手がかりと言えるかもしれません。

 さて、その3では個人的大本命、高橋源一郎さんの本を紹介しています。

 メインで紹介しているのはこれですが、最初の方で駆け足でいくつか紹介している本があります。それもまとめて掲載しておきましょう。

 これも上記の「一億三全万人のための小説教室」と近い方向の内容ですが、引かれている引用作品が異なり、これはこれで新鮮だと思います。根幹の思想はもちろん共通しているので両方読むと重複を感じる面はありますがわたしはこちらも好きです。

 これは少々違う切り口のもので、かなりお勧め。

 この二つは小説の書き方ではなく、もっと広い分野の文章の書き方について書かれた本ですね。特に小説に限定せずに文章の書き方について読みたい人はこのあたりがおすすめ。後者は絶版のようです。

 本当に最近は文庫でもすぐに絶版になるので、特にスタンダード化するロングセラー作品以外は見つけた時に買っておかないと入手困難になったりするかもしれません。電子書籍でこういったものが再販されると良いんですが、現状そこまで絶版作品の電書化はされていませんね。今の状況を見ていると売れるものから電子書籍になるようですが、売れなくて絶版になったものこそ電書化して、売れるものは紙の本で再販してほしいところ。

 音楽の分野では絶版ものがサブスク配信されていて、書籍もそうなっていくことを楽しみにしているのですが、なかなかそうならない上にプラットフォームも林立していてどうもどっぷりと手を出しにくいところがあります。

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